コンセプト

発達支援機関Pre-Positionが目指すもの

当機関が目指すものは、”自分らしく生きていける社会”の実現です。
自分らしく生きていくことが難しい社会だからこそ、すぐに大きくは変わらないとしても、発達障害がある人も、ない人も、それぞれが”自分らしく生きていく”ことができる社会を目指します。

様々な”社会”への発達支援機関Pre-Positionのアプローチ

”自分らしく生きていける社会”の実現のために、以下のように各事業を位置づけております。

  1. 相談・指導では、最も小さい社会である、ご本人を含むご家族へのアプローチ
  2. コンサルテーション、研修会では、次に大きな社会である”所属機関”へのアプローチ
  3. 講演会では、広く地域や社会一般へのアプローチ

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常に、”自分らしく生きていける社会”へのアプローチであることを意識し、専門家として最適な支援を選択しご提供して参ります。

理念

”自分らしさ”と支援

人として生きている以上、他者(人的環境)やモノ(物理的環境)との関わり(相互作用)は避けることはできず、たえず”自分”が揺ぎます。
揺らぐ中で、”自分らしさ”を保つためには、適切な自己理解が必要となります。
そのため当機関では、「自己理解を深めることを通して、自分なりの環境との相互作用の方法を共に模索し、自分なりの“自分らしい生き方”を確立していく」その過程を支援いたします。

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支援の基本方針

自己認知(自己理解)を深めるためには、自己意識へアプローチすることが必要不可欠です。
自己意識は複雑なものであり分かりにくいものですが、当機関の支援においては、自己意識における自己認知を支えるものとして特に以下の3つの点を重視しております。

  • 自己意識へのアプローチ:自己認知を支える3つの要素
    • 自己成長感:<過去>自分は成長したと感じること
    • 自己肯定感:<現在>現在までの自己の状態をポジティブに受け止めること
    • 自己期待感:<未来>自身の将来への期待をもつこと

これらの3つの要素は、それぞれが関連しあい、相互に作用しており、3つの調和がとれることにより適切な自己認知(自己理解)が促進されます。

自己意識構造概念図.gif自己意識構造概念図.gif

また、上記3つの要素とともに、当機関の支援は”身体”という要素も重視しております。
”身体”を土台として認知や情動などは成り立っており、身体への働きかけは大切な支援です。当機関では、身体の”機能(動くようになる等)を伸ばす”という考え方ではなく、「(自分の身体を)こういう風に動かすと楽しい」など、”自分の身体を動かし感じるその意識をより豊かにしていく”という考え方に基づき支援を行っております。

これらの要素・視点を重視し、「自己理解を深めることを通して、自分なりの環境との相互作用の方法を共に模索し、自分なりの“自分らしい生き方”を確立していく」その過程を当機関は支援いたします。